お節の舞台裏、料理実験! légumes bizarres pour Shôgatsu japonais

ダブリンで買ってきた、干し椎茸にタロイモ2種類、しなびた大根、パウチのレンコン。このほか 長芋も買ってきました。
Ces légumes qui sont forcément un peu différents de ce qu’on trouverait au Japon… mais bon je me suis adaptée!! ダブリンで買ってきた、干し椎茸にタロイモ2種類、ちょっと元気のない大根、パウチのレンコン。このほか 長芋も。

So this is how I prepared my ‘Japanese New Year’ cooking. Lots of veggies you don’t find in most Irish shops…. I wasn’t that familiar with some of these but this time I have seized the opportunity to cook them.

Hopefully next time I will be more relaxed to organise all that.


Le premier Nouvel An Japonais en Irelande, dans les coulisses….
Question d’organisation, c’était un peu la pagaille…
28 décembre, j’ai été acheter des légumes (lundi, le lendemain de la marche ‘Biathrone’ de Roundwood), ensuite l’idée était d’avoir plusieurs jours pour cuisiner au fur et à mesure comme on le fait au Japon…  MAIS on a eu un dîner japonais avec deux couples d’amis le 29 (donc un tout autre menu pour 6 personnes!! )…

この謎の野菜たち。。。いつもは横目に見ているだけだったけど、今回は里芋がないのだから やってみなくちゃってことで。。。両方を買ってきました。
この謎の野菜たち。。。いつもは横目に見ているだけだったけど、今回は里芋がないのだから やってみなくちゃってことで。。。両方を買ってきました。がくぶる。Ça s’appelle ‘Baby Taro’ mais 10 fois plus gros que ce qu’on trouve au Japon!

Du coup j’ai cuisiné un peu le 28 au soir, ensuite le 30 et toute la journée du 1er janvier.  (Parce que le 31 je suis allée marcher!) Donc le Jour de l’an, cette année, était un peu comme la veille de Noël pour nous!
Je marque tout ça en me disant qu’il faut mieux m’organiser la prochaine fois…

En plus au Japon on peut acheter un certain nombre de choses, comme par exemple ce ‘rouleaux Date-Maki’ sucrés à base d’oeufs… mais là, la seule chose que j’ai pu acheter était des ‘Kamaboko’ surgelé. On doit confectionner soi même tout le reste.

 

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ダブリンのFandBに売ってた干し椎茸  うんと小ぶりだけど味はなんとか。

…. Et puis ces légumes bizarres d’origine thaïlandaise et philippine que j’ai trouvés au supermarché chinois de Dublin!! Oh là là… Pourtant ils étaient là, je sais je sais, au rayon des légumes asiatiques… mais ils ont l’air un peu ‘suspect’, franchement je n’ai jamais osé les ‘risquer’ jusque maintenant.  Cette fois-ci, il n’est plus question de les contourner!!  Je me suis donc lancée et je les ai cuisinés pour découvrir comment ils se ‘comportent’. Cuisine expérimentale en somme.

かんぴょうがないので、肉屋さんに分けてもらった紐でゆわえた昆布巻き!!
かんぴょうがないので、肉屋さんに分けてもらった紐でゆわえた昆布巻き!!
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いちばん扱いやすかった野菜は、レンコンです。酢蓮もとても好評でした。酢蓮の甘酢はおなますと共通にしてしまった。

こちらは「お節パーテイー」の「舞台裏」編です。えへへ 実はちょっとパニックだったのです〜
出来合いのを買うということができないし、タ イミングよく材料が揃うかどうかも心配・・・クリスマスのあとのダブリンの中国スーパーで見つかる材料(野菜)で、いったい何ができるか?というのが課題だったのでした。(唯一買ってこられたのは、冷凍の蒲鉾の赤いの!がちがち。でも、解凍したら、ちゃんと蒲鉾でした。お正月らしくてよかった!)
お節なんて実家で母の手伝いをしていた10年以上前の想い出しかありませんでしたが、今年は是非!と思って日本に帰ったときレシピブックを母から貰ってきました。何十年前もまえに母が懐石料理の教室に通っていたときのものです。
一度か二度だけ、いっしょに連れて行ってもらったこともあったかな・・・と記憶が蘇ってきました。
お節を習ったときに一緒に行って実演を見て味見をし、築地市場へ行って「すり身」とか見たこともないようなものを買ってきて一度ぐらいは試したような・・・と思ってたら、junjunが「あれはsachanが中学2年生のときだった」と。ありゃまー中学生だったか!
その頃はアイルランドでお節を作ることになるなんて、想像もしてませんでした。数奇な人生だあ(笑)

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煮物の完了したところで、伊達巻き卵の準備をして焼きました。

アイルランドで手に入る野菜やいろんなものが日本と全然違うので、「実験料理」みたいで楽しかった。
記録のため詳しくメモしておきます。

* 煮染め・・・ 日本みたいな小さな里芋がなくて、フィリピンやタイから来た「タロイモ」とかの「謎の野菜」を買って来て、煮染めを作りました。煮えるのがすごく早くて、あっというまに煮くずれる。そして煮汁をどんどん吸い込んでいくので、あとからまた足したりしました。でも味は美味しかったです。
ゴボウを買ってきましたが、アクが強すぎて下煮したりしても全然解決できず。廃棄処分になりました。

椎茸>蓮とコンニャク>鶏肉の団子>里芋のかわりのタロイモ この順番で煮汁を使いまわして煮ました(新聞記事の切り抜き 辰巳芳子さんのレシピを引っぱり出してきました)。

* なます・・・ 大根も日本のに比べると、ちょっとしなびて水気が少ない。いったん塩して水気を絞ってから甘酢につけましたが、この段階で日本だったら 翌日には大根から水が出て甘酢を足したりしなければならなかったような(記憶があいまいですが)...でも追加の甘酢は必要なしで、大量に余った。
* 酢蓮・・・作りやすくて、しかもアイルランドの友だちにも好評で全部なくなりました。漬酢はなますと共通、唐辛子を入れました。

巻きすが足りません!
巻きすが足りません! でもなんとか伊達巻の味のするものが出来て嬉しかった〜!何年ぶりか。。。

* 昆布巻・・・ かんぴょうがないので、バーニーが肉屋さんから分けてもらいに行ってくれた紐(ローストポークとかが縛ってあるもの)を使いましたが。 紐でしばった昆布巻なんて風情がないことおびたただしい。それに塩鮭の切り身を使ったので煮ているあいだに鮭の身がぼろぼろ崩れていました。煮てるあいだ に少し塩辛くなってしまいました。来年は鮭のアラが使えるといいなあ。

昆布巻がいちばん長くことこと煮なければいけません。
mayuちゃんが「新潟のほうでは、すごーく長い時間ことこと煮るんですよー」と教えてくれました。なんだかこれから、そんな話もいっぱいできるかなあと楽しみ。
* 伊達巻・・・ 買えないので 白身のお魚を買ってきて、ミキサーにかけて「すり身」みたいなのを作って、卵やお砂糖やみりんを入れて、つなぎに長芋のすりおろしも入れて、出し巻卵の要領で両面を焼いて、伊達巻きを作 りました。ちゃんと伊達巻の味がしました。

昆布巻もどきが出来上がった。塩辛いから日持ちしました。
昆布巻もどきが出来上がった。塩辛いから日持ちしました。

* 黒豆・・・ 間に合わずに省略してしまいました。大好きなので普段作って練習しなくちゃ。
* きんとん・・・ これもちょと難易度高い。省略でした。どうやったらできるかなー???日本みたいな、ほくほくのサツマイモっていうのがなくて、きれいな栗の甘煮もありません。何か別のもので代用するのかな・・・
* お雑煮の人参とホウレンソウ 前日に茹でておきました。人参をお花のかたちに切ったけど、東ドイツの信号マンみたいな形になりました。


あと肉のものは、豚肉と鴨を用意しました。
鶏肉団子がいっぱいあまりました。胸肉なので、ちょっとぱさぱさです。でもあとで甘煮あんかけみたいにして蕎麦に入れたら美味しかったです。

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タロイモ!!煮返すときは出汁を足しました。

何回か毎年やってるうちに、新しいやりかたが定着するでしょうか。。。
こういうお祝いごとの準備とかって、毎年繰り返し段取りをして、みんなでお祝いをして、受け継いでいくという楽しみなのだなあと改めて、思いました。
日本を出てきてもうすぐ7年になります。
やっと、こんなことが楽しんで出来るようになったことに感謝。そして一緒に楽しく食べてもらえる、家族みたいに素敵な友だちがいてくれることに感謝です。
いろんな新しい野菜の美味しい料理のしかたや、バーニーちゃんも喜んで食べるメニューを試したり、マクロビのお料理も勉強してみたいと思います。
2月はフランス人の方が集まるダブリンのお料理倶楽部で「日本食教室」をやることになっています。いっしょに作って食べるのだそうです。とても楽しみです。

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これ切るの、すごいたいへんで、目がかすんだわー。信号マンみたい。
残り物の鶏肉団子入りの蕎麦ランチ!
残り物の鶏肉団子入りの蕎麦ランチ!

 

2 thoughts on “お節の舞台裏、料理実験! légumes bizarres pour Shôgatsu japonais

  1. tous mes voeux pour 2016 Sachiko te croyais en Autriche j etais a Dublin til y a qques semaines et aurais eu bp de plaisir a te retrouver best claude bourgeois de paris

    1. Super gentil Claude, merci de ton commentaire! Et j’espère que tu as enregistré mon blog sachan.org dans la liste des liens préférés! La prochaine fois que tu viens en Irelande tu me feras signe?? A mon tour je te souhaite une très belle année 2016. Bonne santé avant tout.

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