Orange Roulade!!
Bernie ate the cake watching World Cup…. Not very girly thing to do.
Orange custard was lovely though…
Un gâteau roulé que j’ai confectionné rapidos la semaine dernière avec des choses que j’avais sous la main, alors que mon cher mari était confortablement installé devant la télé à regarder plusieurs matchs de la filée pour cette ‘Coupe Mondiale’ au Brésil. Pas très ‘foot ball fan’, ce gâteau roulé à la crème à l’orange, super chic et au goût délicat… délicieux!!
Une bonne recette que j’essaie pour la première fois d’un livre japonais de recettes ‘de gâteaux à l’anglaise au fil des saisons’.
Je prenais le plaisir de regarder les belles photos dans ce livre, des fleurs telles que ‘bluebell’ etc, jamais vues à Tokyo à l’époque, mais que je vois maintenant autour de chez moi.
Toujours est-il que c’est des quantités réduites, bien adaptées à notre besoin, comme c’est souvent le cas des livres japonais… des choses toutes petites et très délicates. 😉
En tout cas, c’était un grand succès, Bernie a adoré ce gâteau.
自宅の近くでは外でお菓子を買ってくるということが全然あり得ないので、甘いもの大好きバーニーちゃんのリクエストにおこたえしていろいろケーキだのタルトだの作っています。(そりゃ、sachanも美味しいケーキとかデザートは大好きだけど、バーニーちゃんには負けそう) ・・・ ところが、「敵もさるもの」 だんだん贅沢になっちゃって、「タルトよりケーキが良い」だの、「今度のケーキは甘すぎた」だの、「もっとふわふわがいい」だのと、いろいろ注文を出す始末。
「ワールドカップ観戦しながら食べるケーキが欲しい」だって! はあ〜 ・・・ そんなわけで、今回は趣向を変えて、ロールケーキを作ってみました。
思いつきで、有り合わせの材料で作ったので、レシピではレモンカード(レモンのカスタードクリーム)のはずだったけど、レモンでなくてオレンジになりました。
なかなか美味しかったです。
ロールケーキは気に入ったらしいので、こんどはチョコクリームとか 作ってみようかな?
それにしても、「サッカー観戦しながら こんな綺麗でエレガントなケーキ食べるフーリガン」って・・・ なにかしらね?
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北野佐久子 季節を楽しむイギリスのお菓子 文化出版局 1998
この本はもうずっと昔に「イギリスのお菓子はフランスのお菓子とは違うのだろうか?」と思って試しに買ったのです。
季節の行事や花や景色の写真がとてもきれい。早春はブルーベルとか、スノードロップとか そういう花々の写真を見て、「へえ〜こんな花があるのねえ・・・・」と珍しくて楽しみに眺める本だったのです。東京の忙しい暮らしでは身の回りで全然目にすることのなかった、花。それが、今では実物がまわりの田舎に咲いている!! 不思議です。
日本のお料理の本は、フランスやアイルランドやイギリスのレシピに比べて 分量が少ないので、作りやすいです。
バター beurre 50g
グラニュー糖 sucre 110g
卵 oeufs 2個
小麦粉 farine 110g
ベーキングパウダー levure 小さじ半分 ( 1/2 cuillerée à café)
熱湯 eau chaude 大さじ 1 (une cuillerée à table)
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1. オーブンを200度に予熱。 Préchauffer le four à 200 degrés.
2. バターと砂糖を混ぜる。Mélanger le beurre (ramoli) et le sucre.
3. 卵を1個ずつ加えてよく混ぜ、混ぜておいた粉類(小麦粉+ベーキングパウダー)を加えてさっくり混ぜ、最後に熱湯を加えて混ぜる。
Rajouter les oeufs un après l’autre et bien mélanger.
Mettre de la farine (aditionnée de levure chimique), mélanger délicatement et mettre une cuillerée d’eau chaude à la fin.
Bien mélanger.
4. 天板に流し入れ、表面を平らにして 200度のオーブンで10分ほど 焼く。 Mettre l’appareil sur une feuille, étaler et cuire 10 min à 200 degrés.
焼き上がったらそのまま5分ほど おく。
5. ひとまわり大きなベーキングシートに粉砂糖をふり、そのうえに 焼き上がったケーキを表面を下にして載せ、敷いていた紙をはがす。
ぬれ布巾をかけて5分ほどおく。 Rouler le gâteau d’abord sans rien mettre, laisser refroidir.
6. いちど 巻いて紙できっちり包む。巻き終わりを下にして、冷ます。
7. 巻いたケーキをもういちど広げ、レモンカードを塗り、その上にマスカルポーネクリームを塗る。Une fois refroidi, dérouler le gâteau pour mettre la crème.
8. 巻き直して包んだケーキを冷蔵庫に入れておく。 Conserver dans le frigo avant de servir.
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レモンカード
卵 大2 2 oeufs
レモン汁 大1個 分 Jus d’un citron (ce coup-ci j’ai fait avec du jus d’orange, faute de citron)
砂糖 75g sucre
バター 50g beurre
(コーンスターチ 大さじ1) Maizena 1 cuillerée à table
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マスカルポーネクリーム
マスカルポーネ 120g
サワークリーム 100g
グラニュー糖 大さじ1
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レモンカード Crème pâtissière au citron
1. 卵 + レモン汁 + 砂糖 + 小さく刻んだバター (コーンスターチ 大さじ1) Mettre tous les ingrédients dans une casserole.
2. 湯煎にかけて もったりするまで混ぜる。 Cuire au bain marie. En mettant juste un petit peu de Maizena, ça ne risque pas de rater!!
Faute de citron dans le frigot, j’ai fait de la crème pâtissière avec une orange. Pas mal du tout!!
Une autre option qui a l’air très simple… sans levure mais en séparant les jaunes / blancs d’oeufs, avec de la confiture de fraises Bonne Maman…
http://www.750g.com/recettes_gateau_roule.htm
投げた問いかけがこんな豊かな形で返ってくるなんて嬉しいね。
それとね、
>やいろいろなことがあって、自分の国に戻らない、戻れないアジアのひとがフランスにはいっぱいいるけれども、誇りを持って生き抜いていることは、ほんとうに尊いね。
って、いまの日本にも現実問題としてあることで、本来の自分の場所に戻れない人が大勢いるわけだけど、その人達の希望につながる話だなと思ったよ。
福島の田舎を離れても、遠く離れた地で福島の文化を育てていくことさえ可能なんだなってね。それこそ、客観的な目で自分の福島をより豊かに吟味したり育てていくことさえ人間という動物には開かれた可能性だね。
おぢたま、おはようさん♪
ほんとにそのとおりだね!! 離れてしまうことで喪ってしまう大切なものはたくさんあるけれど、離れても持ち続け おぢたまの言われるように 自分の福島をより豊かに吟味したり育てていくことができれば。
苦しみを超えて見えて来る希望があれば・・・と願わずにはいられないね。
すてきなやりとりができて、とても嬉しいです。ほんとにありがとうさんね、おぢたま。
なーんと素晴らしい解説。とても豊かな説明でおぢたまはとーっても驚きました。そうか、いい先生ってこういう先生なんだなって思った。
おぢたまの暮した田舎でいい先生に会ったことは一度もなかったから。だからおぢたまはすべて独学だったからね。こんな先生がいてくれたらなあといま読んでいて強く思ったよ。ありがとねぇ。
だははは てれくさいにゃあ。おぢたまが、解説する材料をくださった それがいちばん大切なことだったの。お互いさまだよん。
ほんとにいつも、ありがとうさん。・・・ そうして、竹輪みたいなロールケーキのところに、こんなふうな やりとりが文字で残ることって、うれしいな♪
やっぱりブログっておもしろい。
うん、数百年の歴史でアジア人として初の会員だって。20歳でフランスに渡ってフランスの名だたる作家になったんだね。とても日本を買ってくれてるんだよ。
でね、そのインタビューで驚かされたのは、英語とフランス語って語の並びは同じだと思ってたの。だけど、違うって言って、川に落ちた人が泳いで岸に戻ったという例を使ってこう説明するの。
He swam back to the shore 中国語でも同じ語順で言い方をします。でもフランス語ではそうなりません。
Il regagna la rive a la nagé このフランス語の文章は全く違った視点を持っています。泳ぎは名詞なので、より抽象的になっています。フランス語を通じて私は距離を置いて物事を見つめ、考えることを知りました。一種の思考における変革です。
言ってる内容そのものはおぢたまには全然わからないけど、へー興味深いことを言っているなぁと思ったんだよ。
なるほどね〜・・・ swam backっていうと、泳ぎ戻るっていう動態的なところが前に出てくるけど(いかにも ばしゃばしゃしてるところが目に浮かぶっていうか)それに対してregagner la rive(岸に戻った、しかも「本来そこにいるはずだった、その岸に」っていう感じがするのだよね ただ単に「あっちへ行った、こっちへ来た」じゃなくてね、そこに既に一種の客観的な目があるね)・・・ どうやって? à la nage 川底をたどって歩いたりするんではなくて抜き手を切って泳いで来たんだ。
きっと、このひとは中国語でもすごく言葉を大切に選んで文章を書いたりする環境に育って大人になってフランス語とかフランスの文化を自分の表現の道具にしようと、すごく意識してきたので、こういうことをずっと考えてきたのだろうね。
中国の文化のほんとうの価値を知って尊重する人たちがフランスやヨーロッパにいるからこそ、こういうひとが自分の国から離れたところで活躍できるのだね。時代は戦争や革命やいろいろなことがあって、自分の国に戻らない、戻れないアジアのひとがフランスにはいっぱいいるけれども、誇りを持って生き抜いていることは、ほんとうに尊いね。
おぢたま、教えてくださって、ありがとうございます。いつもながら、感謝です。
おぢたまです。なんだかまた、バカボンのパパが出なくなってるみたいなので一応名乗っておくのです。
それにしてもバーニーパパ、羨ましいったらないね。そんなにケーキ三昧できるなんて、なんて、なんてシアワセ者なんだ~~い。
ところで昨日、フランソワ・チェンていう人のインタビューを読んで面白かった。有名な作家なんだね。
おぢたまのコメントだ〜♪ わーい ^^¥
バーニーパパは、どんどん贅沢になっちゃって 注文の多い料理店状態。でも美味しく食べられるのは元気な証拠。sachanがんばる。うふふ🎵
フランソワ・チェン 知らなかったけどアカデミーフランセーズに入ってる有名な作家なんだね。
こんど読んでみるね。