Aujourd’hui le 11 mars… c’était juste un an depuis que ce gigantesque séisme a frappé notre pays. Beaucoup d’événements de commémoration ont eu lieu et depuis déjà quelques jours je n’ai pas arrêté d’échanger des messages avec mes camarades de makenaizone… on était tous ensemble – à travers le monde entier- à prier pour ceux qui ont dû quitter leurs êtres chers et aussi ceux qui sont restés derrière dans la détresse la plus profonde.
C’est donc pour moi avant tout une journée de prière… Je suis allée ce matin participer à la messe à la cathédrale Stephan Dom à Vienne. Le chanteur d’opéra Monsieur Narasaki était dans le coeur et c’était vraiment magnifique.

３月１１日　朝起きてきたら、６時過ぎでした。６時４６分＝日本時間の14:46が近づいてきたのでFacebookを見ると、パリにいるGさんと東京のWさんが「いっしょに黙祷しようね」と話しています。わたしも震災で亡くなられた方々の冥福と、被災地で避難先でいまもたいへんな思いをされている方々のご無事を祈りました。
今日のこの「一周年」に向けて日本ではたいへんな報道の盛り上がりで、思わず以前に「ひと区切りと言われても、そんなにカンタンに区切りのつくわけでもなし・・・」という気持ちでいたときのことを思い出していました。ほんとうに辛い思いの人たちは、そっと静かに過ごしたいと思っておられるのではないだろうか。一日一日をやっとの思いでやり過ごして、いつのまにか何ヶ月かが過ぎていき、何年かが過ぎていく。それでも大切なひとを、家を、あったはずの未来が失われたという思いは消えることはありません。いつになったらこの深い悲嘆　身を切られるような痛みが薄れる日がくるのだろうかと思っておられるでしょう。そういうことを考えた、この数日でした。
ウイーンに住んで歌の仕事をされているNさんが今朝はシュテファン大聖堂のミサで「H.L.ハスラーの二重合唱を歌います」と教えてくださったので、「まけないぞう」のネリーちゃんといっしょに参列してきました。特別に震災の追悼ということではなく日曜日のミサですが、たくさんの人にまじって素晴らしい合唱の歌声に耳を傾けるひとときは貴重なものでした。感謝です。
「区切り」はあってないようなもの。とにかく毎日　遠く にいてもできることを、こつこつ続けていこうと考えた　祈りの一日でした。

PS  ３月１１日の被災地での様子を、「まけないぞう」でずっと寄り添っている増島智子さんがレポートしてくださいました。ここです。そのなかに

全国、全世界で被災地に想いを馳せ、遠い空の下、2時46分に祈りを捧げてくれたことでしょう、その想いが確実に被災地へつながっていました。みなさんありがとうございます。一歩一歩、前に前に…これからもみんな一緒に歩んでいきましょう…。

と書いてあるのをみて、ほんとに心強く思います。
大船渡の作り手さんが「どこの国さいくべ？」って言っておられるのですって。

「こんなところにも、あんなところにも、ぞうさんが来てますよ〜　みんなを元気にしてくれてますよ〜　いっぱい　ぞうさんを作ってくださいね、まけないぞう♪」と伝えていかなくちゃね、あらためてそう思いました。
増島さん、ほんとうにありがとうございます。