Chiken Pasties

イギリスの本来のパステイーは 「ステーキ &キドニー パイ」に通じる 牛肉+グレービーの入ってるものであるらしいけど、sachanは修行が足りず グレービーの入ってる煮込み牛肉をパイ料理にする境地に、まだ達しておりません・・・・
残りのチキンを使って ベシャメルソースで作ってみたら、家人が喜んでくれたので、もっぱらその作り方が定着しています。
でも次の課題は エンパナーダかなあ♡

材料
*鶏のスープだしをとったあとの ゆで鶏(骨と皮を除いて小さく割いておく)
または ローストチキンの残り(同じく 掃除して小さく割いておく)
*玉ねぎ
*マッシュルーム
*小麦粉
*牛乳
*パイの皮 (バター 小麦粉 卵1個 塩少し)

1)前の晩か朝のうち 中にいれるものを作ります
また パイ皮も作って冷蔵庫で寝かせておきます。

2)玉ねぎの薄切りを多めのバターで炒めて、くたっとなったところへマッシュルームの薄切りも入れて炒めて、そこへチキンも入れます。
塩こしょうで味付けて、小麦粉ふりいれて、牛乳でゆるめて、少し固いぐらいのベシャメルソースにして、冷ましておきます。(暖かいとパイ皮が溶けちゃうからね)
「とろとろ」じゃなく「べとべと」ぐらいにします。
冷めると固まるから、そのぶんも計算に入れて。
味付けは少し濃いめのほうが良いみたいです。
出来上がったら、冷ましておきます。

3)パイ皮(普通のpâte brisée)を普段よりは気持ち厚めにのばします。
餃子の皮みたいに中ぐらいの皿でかたちをとって丸く切り取ったやつを 何枚か作ります。
あまり大きくすると、中味を入れて包むとき、破けたりして大変。
あまり小さすぎると、パイ皮ばかり食べてる感じになってしまう。

4)丸のまんなかに べとべと(とろとろじゃなくて)のチキンのフィリングを載せて、餃子の要領でまわりを閉じます。
このとき、片方へ閉じるのではなくて、両側をつまんで 上側で閉じるようにしたほうが、破れずにできるようです。
端からたぐり込み、折込みながらを繰り返して、きっちり閉じます。
(でもCornish Pasty協会のHP見たら、上に向けて閉じるのじゃなくて横で閉じるのが正統なんだと書いてあったけど・・・そうすると綴じ目のちかくのところが破けやすくて、むずかしいんですよね。。。)

5)キッチンペーパーを敷いた天板に並べて、卵汁を刷毛で塗ります。
180℃(ないし185℃)のオーブンで焼き色がつくまで、じっくり焼きます。

スコットランド ObanからMull島へ渡るフェリーの上
スーパーで調達してきたポークパイを
うれしそうにぱくついているところ
うれしすぎて小指が立ってるし。

途中で穴があいてしまって 中味がはみだしても、ほうっておけば固まるので、そのまま焼き続けます。(大失敗で しまいには、ほとんど中味が残ってなかったってときもありましたが涙)

焼いている途中で、いちど取り出して、もう一度 卵汁を塗ってあげると、いい色に仕上がります。

☆型に入れて丸く焼いてしまえば、餃子型に包む手間が省けて、ずいぶん楽チンなのですが、この餃子型を手に持って「むしゃむしゃ」するのが美味しいらしい。
ピクニックもしくはサッカー観戦に最適!

☆実は、ポークパイもあるんです。それは次のお楽しみに〜

2 thoughts on “Chiken Pasties

  1. そうなんですよね、「持って食べられる」っていうのが「ミソ」なんですね きっと。ポークパイのほうは、丸くて、ちょっと厚ぼったい形で、またまたこれは家人によれば冷えたところを食べるものなんであると。むむむ 不思議です イギリス料理。

  2. あ、なんだかこれはコツがすごぉーくいりそうな予感…。実際を知らない私が作ったら全然違うものになってしまうかも…(^^; もともとは牛肉の煮込みの残りを使うとは Hachis parmentier みたいですね!( pot au feu の残りを使うのが正統だとか)。 召し上がっているお姿を見ると、肉まん感覚のような気も…(笑) この形でないとイヤというのもわかります。

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