ホイアンの歴史散歩(3)古い家

お茶を飲んで少し休養して生き返ったあと、お茶屋さんの前をちょっと行ったところにある、フランス植民地時代の建物、それから、中国人の富豪旧宅タンキーハウスを見学しました。

いまはレストランになっているみたいです。中へ入ってみたいなあー

黒光りする梁が美しく、中庭をはさんで奥深くて部屋がたくさんある、中国人富豪の家 タンキーハウスも興味深かったです。
家具が立派で、使われていた陶器なども、展示されていました。
この家は裏側へ抜けられるようになって、裏口から出たら川沿いだったのです。そのため洪水になると2メートル近くまで水に浸かってしまったという年もあったようです。それでもちゃんと保存されいて良かったです。
三重になっている横の梁は、「天、地、人」をあらわすそうです(と言っていたような、おぼろげな記憶。。。)

さて ちょっと元に戻りますが、このお茶屋さんの並びに、ちょっと他と感じの違う公園があって、西洋人の像が飾られてあったのです。この人は、ポーランド人の建築家で、ホイアンをはじめベトナムの文化遺産の修復作業に力を尽くした人なのだそうです。
この公園は 彼の名前にちなんで Kazik公園。

入ってはみなかったのですが、ここには日本のメーカー タカラ(キッチンとかトイレや浴室などの施設の専門)が協力して作ったトイレがあるのだそうです。
タカラの作ったきれいなホームページに、ホイアンのことが詳しく紹介されていました。

ホイアンの観光情報ページも見つけました。
http://www.hoianworldheritage.org.vn/ja/news/o-chi/hoyian-chi-pu-63.hwh

私たち トムくんと最初に待ち合わせしたら、あのコウモリのいたお寺の門前の小屋みたいなところで、バーコードの入ったチケットを買ったのです。

行く先々で、チケットを買わずに、バーコードをピコッとしてくれる係のひとがいて、それを見せながら回ったのでした。
そんなシステムも、最近導入されたらしいです。
つまり、観光資源としてのホイアンは、すごくいろんなことをがんばっているのですね!

ホイアンのバーコード入場チケット
http://www.hoianworldheritage.org.vn/ja/news/24-hoyian/hoyian-chike-towoba-ko-do-237.hwh

なんと日本からの国際協力も長年にわたってやっていて、いろいろな人がかかわって、進めてきたのだということを書いた博士論文も見つけました。

おもしろそうなので、読んでみようかと思います。
飛田ちずるさんの博士論文
ベトナムの歴史地区古都ホイアンの保存に関する研 究 : 文化遺産保存を目的とした日本の国際協力事 例を通して

本当に古いベトナムの建もの

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