夢が叶った日 パフィンちゃんの島へ(1) Saltee Island (1)

Tue 4 June 2023, met puffins @ Saltee Island, Co Wexford. Such a special fun day with great new experience for both of us.

火曜日にアイルランドの東南にあるソルテイーアイランドという離れ島に行ってパフィンちゃんに逢いました。ちょっとペンギンに似てるけどハトぐらいの大きさで足はアヒルみたいです。和名はニシツノメドリ
断崖絶壁のところの穴に巣をつくって子育てちうの今の時期だけ見られる繁殖地です。
すぐそばまで近寄っても全く怖がらずにそこらじゅうにヨチヨチ歩いています。

20年ぐらい前にもわざわざスコットランドの先っぽのほうのアイオナ島からわざわざ離れ島に行ったけれど8月で飛び去った後でした。念願がかなって嬉しい日になりました。

アイルランドの南のキルモアキーの港から12人定員の小さな船で離れ島ソルテイーアイランドへ。

パフィンちゃんのいる離れ島へ渡るのはなかなか大変でした。船は12人乗り。これがめちゃ揺れるんだ。「水平線見てれば船酔いしない」と言われて必死だったけど窓に波がばちゃんばちゃんかかるので水平線が見えないし。やっとこさ島へ着いたら、今度は救命胴衣を着て6人乗りのゴムボートに乗り換えて上陸。ボートの順番待ちのあいだにも船は揺れに揺れるので「もう着いたか」と油断して水平線も地平線も見てなかったもので気持ちが悪くなった。

上陸する浜は打ち寄せた海藻がグジャグジャの沼みたいになっていて、その中に足を突っ込んで降りる。ツルッと滑って知らないオッサンにしがみつく。長靴履いてて良かった。
ゴムボート担当は大学4年終わって夏休みだよっていうバイトの兄ちゃん。明るく大きな声で「順番にここに足かけて降りてくださいねー5:30までにここに戻っててくださいねーEnjoy!」と言って降ろしてくれました。カワイイ兄ちゃんに心和んだ(おばあさん入ってるし)。地面を踏めた頃には連れ合いも自分も顔真っ青、足ガクガク。それでも行った甲斐がありましたけど、ね?

「天気の悪い日だったら、こんなものじゃないよ」とバイトの兄ちゃんが言ってました。
ダライ・ラマさんの教えに「一年に一度は一度も行ったことのない場所に行きなさい」というのがあります。今年も達成できて幸せだ。(つづく)

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