2023.07.23.
お祭りの後は 30kmぐらい内陸の街にある立派な教会を見学。
Saint Thégonnec (サンテゴネック)とLampaul Guimiliau (ランポールギミリオ)いうところへ行きました。
enclos 「囲み地」という独特の教会建築群で、特に受難の場面やいろいろな聖書のお話に出てくるシーンを彫刻であらわしたものが、いろいろくっついている石の塔が、外に建っているのです。
昔の庶民は字が読めない人もたくさんいたので、このような形で見せたらしい。
時代はフランス大革命よりもずっと前の 16-17世紀のものが多く、その頃のブルターニュは船の帆になる麻布の取引で経済力があり、カトリック信仰に熱心な土地柄だったので 村々が競って立派なenclosを作ったそうです。
内部の装飾も極彩色。



イギリスのウエストミンスターやケンブリッジのオルガンを作った名人がやって来て備え付けたオルガンが残されているところもありました。
ルイ14世の時代にイギリスから来たという、ものすごく立派なオルガン。その角のところに、天使がいました。
ルイ14世の時代のもので 太陽の装飾があったり。
お宝いっぱいでビックリ!圧倒されました。
若いガイドさんが一生懸命に説明してくれたので 通訳さっちゃんもあんまり休めずがんばった。







