19 March 2023. 何十年ぶりか 昔懐かしい道栄寺さんへ母方のご先祖さまのお墓参り。
Such a long time I didn t go to this very old small buddhist temple to say hello to my grand parents, and their parents and grand parents. This area in Tokyo looks relatively similar to what I have remembered as childhood memories.




お寺様の玄関あたり、井戸から桶に水をいただく付近のたたずまいなど、子ども時代の記憶のままで、とても懐かしかったです。
母と叔母と、妹といっしょに祖父母のお墓を掃除して、お花と線香をおそなえして、それから曽祖父や祖父の兄一家のお墓にもご挨拶。静かな大切な時間でした。
ここのお寺はとても古くて、江戸時代からあったのです。
現在と昔を重ねて見られる地図のアプリで見ると、とても興味深い。
神田川から小日向水道町、服部坂を小日向台へ上がったところにある道栄寺さんの向かいは、寄合肝煎 大草主膳 三千五百石とある。
お寺の多い地域だが周りに御先手同心大縄地、御賄方大縄地など。江戸川橋の近くには 御老中 下総関宿藩(千葉)久世大和守 五万八千石。
後日散歩に行った、この近くにある「肥後細川庭園」のまわりも、同じく江戸時代の様子が残っていて興味深い。
これに比べると、板橋や王子のあたりは、畑や村が多くて、昔はほんとうに田舎だった様子がうかがわれます。

「大縄地」とはなにかな? と調べてみました。
曰く
拝領屋敷にはまた、組屋敷(くみやしき)(または大縄屋敷(おおなわやしき)・大縄地(おおなわち))と呼ばれる、職務により編成された先手組(さきてぐみ)・百人組(ひゃくにんぐみ)などといった諸組が組ごとに一括で拝領した屋敷地があった。このため、それらは江戸時代に刊行された切絵図(きりえず)などには一筆の屋敷地のように描かれていることがほとんどだが、実際には内部が配下の者たち個々に割り振られていた。
ということです。詳しくはこちらを。