週末は連続で嵐が来ました。
嵐に名前がついていて、「ダドリー Dudley」→「ユーニス Eunice」→ 「フランクリン Franklin」、つまりアルファベット順に、次々にアイルランドを通り過ぎて行ったのです。
日本の場合は台風が太平洋の南のほうで生まれて、だんだんと日本列島へ向かって北上してきて、列島を横切って北海道のほうへ抜けていくのか、あるいは日本海へ抜ける。
アイルランドの場合は大西洋のほうから来て、アイルランドの西海岸の地方を直撃することが多い。アイルランドは高い山地もないし、とにかく直撃されたら西の地方は洪水になったり停電になったり。
場合によって東の地方でも、木がなぎ倒されたり、倒れた木で電線が破壊されて停電。
そういう被害が多いのです。
地表の1万メートル上を循環しているジェット気流が北半球の天候に影響を与えている。
最近の傾向として、 1871年から 2011年までの暴風雨のデータを調べたところ、北大西洋地域のジェット気流は、最近はますます北のほうへ向かって吹き荒れる傾向があり、しかもアイルランドに近づいてきている。とりわけ冬の季節にはアイルランドに近いところの気流のスピードが加速する傾向にある。
同じ 1871年から 2011年までのデータを見ると、北太平洋(つまり日本の周り)では特段の変化は見られない。アイルランドの冬の嵐は、これからますます酷くなる可能性があるということです( ICARUS climate research centre at Maynooth University のDr Hallamらの研究による)。
あらまー。

それでも、地元の友だちは、「今年の冬は比較的暖かいみたい」と話しています。
そういえば、この数日、雪がちらついたけれども、数年前のように降り込められるほど積もったりはしなかったので、助かりました。


こういう天気のときは、家のなかでぬくぬく。
きれいな花がいてくれて、外が酷い嵐でも暖かく暮らせました。
おまけに家掃除用の新兵器もゲットしちゃってバッチリ。
ちょとアレルギーが出ていて疲れすぎは禁物なので今週もゆるゆる進もう。水曜日からお出かけです。

