Beautiful day out in Borris House, co Carlow, to visit a very powerful exhibition. Thank you Leiko Uchiyama for the very interesting visit.
8月27日(木) 南へ車で1時間半、Co Carlowのボリス(Borris)まで行きました。ボリスハウスという立派なお屋敷の中の素敵な空間で開かれている展覧会へ。
ボリスハウスはアイルランドでも最も由緒ある一族の屋敷で、普段は結婚式などの会場などとして使われています。しかしパンデミックで営業できないので、夏のあいだスペースを使って地元のアートを紹介する展覧会を行うことになったそうです。
フェルト作家の内山礼子さんと2年ぐらい前に全く偶然、ダブリンのクリスマス手仕事マーケットで出会いました。そのときフェルトの小さなバッグを買ったのですが、とても使いやすくて大好きなのです。
今回は大きな壁掛けの作品を、天井の高い、穀物倉のスペースに展示すると聞いて、是非実物を見てみたいと思いました。
蔦のからまる素敵な建物は、街のメインストリートをはさんで反対側にあるホテル。
あいにく閉店の日だったけれども、立寄ってゆっくりお茶かランチでもできたら気持ち良さそう。
穀物倉の建物を入ると、最初のスペースは、ビクトリア時代の洗濯場を再現した部屋。
ボリスでは19世紀の大飢餓時代、土地の女の人たちの収入源として、レースづくりを奨励したそうです。当時のお館の女主人は北アフリカやメソポタミアまでも大旅行に出かけた人で、旅行中に見聞きしたものからレースの文様のアイデアを得たとか。
穀物倉の建物の、もうひとつのスペースは、天井の高い広々した空間。
ふだんは結婚式の会場として使っているそうです。

礼子さんの作品がお蔵の石の壁にどーーーんとかかっているところは、とても素敵でした。
広いスペースを会場設営されたのも大変なお仕事だったと思いますが、実際伺ってみて感動しました。
展覧会のあとは、広い庭を少し散歩しました。(つづく)














