念願のプラター♪ La Grande Roue du Prater… enfin!!

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On va monter dans la cabine no.22!! そら来た、あの22番に乗り込むぞう〜

Samedi le 6 juillet: mémorable rendez-vous avec Rica-san, ma très chère copine japonaise de Vienne. On s’était dit qu’il faut absolument qu’on se voie une autre fois avant mon déménagement et nous avions fixé cette date depuis plusieurs semaines déjà!
Incroyable, tout de même, que je ne sois jamais allée au Prater, alors que je passe toujours tout de suite à côté, sur la route-est qui arrive de Budapest – Burgenland vers le centre de Vienne. Cette gigantesque Roue – Wiener Riesenrad – date de l’époque de l’Empereur Frantz-Joseph 1er – la première inauguration en 1897- et les Viennois en sont très fiers. Archi célèbre pour avoir apparu dans le film noir d’après-guerre ‘le Troisième Homme’ avec Joseph Cotten de Orson Welles, elle avait été détruite pendant la guerre par le feu et les bombes en 1945. Elle a quand même été vraiment vite remise en service – déjà en mai 1947, au même rang que l’Opéra, le Burgtheater et la Cathédrale St Étienne, paraît-il….  C’est donc vraiment le symbole de Vienne.

7月6日(土) ウイーンの友だちricaさんと、念願のプラターデートの日でした!
きゃ〜うれしい☆ 4年近く、いつも横を通りながら(家からウイーン市内へ向かう道路からちょっと見えたりするんです)「いつかは、あの大観覧車に乗ってみたいな〜」と思っていたのでした。遂に初志貫徹。ricaさんに感謝です。

当日は地下鉄の駅で待ち合わせ。なんと携帯を忘れてしまった大ボケsachan….でもricaさんがちゃんと見つけてくれました。あ〜よかった!
駅のすぐ目の前が遊園地の入り口です。なんとなく「東京で言ったら後楽園みたいなところかな?」と思ってたのだけど・・・ あんなにごちゃごちゃしていなくて、もちろん「仮面ライダー」もいないし、観光客はいっぱいいるけど(sachanも含め)列も作らずにスムーズに大観覧車に乗れました。

なんだか日本のとちがって、木でできた小さな「小屋」みたいなのが、思い切り大きな輪にとりつけられて回っR0021866てる・・・ という感じです。
とってもレトロで、ちょっと「がたぴし」してます。わくわく どきどき。赤ちゃんを連れたお母さんや、エキサイト状態の年配の人たちのグループなど、十数人ぐらいの人たちにまじって乗り込みました。「小屋」の中は、わりと広々して、真ん中に座るベンチがあるけど、四方に窓があって外がよく見えます。

ふわ〜っと上空へ上がっていく動きは、ゆっくりしているようでもあり・・・でもどんどん高いところへ運ばれて、ちょっと がくぶる。

On dirait une petite cabanne, dans laquelle je suis montée le coeur palpitant!! C’est en fait une maisonnette en bois, dans la nôtre il y a un banc au milieu et on voit partout dans les 4 sens. Tout le monde est vraiment excités!! Et regardez bien la photo… dans la cabine d’à côté – no.28 – les gens sont assis autour de la table et ils sont en train de déjeuner et trinquer!!!
よく見ると隣の「小屋」はテーブルに座って、お食事中。なんだか乾杯したりしてるみたいですよ。貸し切りで空中パーテイーできるプランがあるんですね♪ 一周目で乾杯、2周めでスープ・・・3周めでメインコースのシュニッツェル・・・なんて。なんだか、すごくのんびりできそう。
はじめは「高い所はちょっと苦手 背中がぞくっとする〜」なんて弱気だったsachanですが...  隣のキャビンのひとたちが乾杯してるのが見えたとたんに、ふっとんで「なにあれ〜!! 乾杯してるーーーきゃ〜』と写真撮ってました♪

この大観覧車Wiener Riesenrad もらってきたパンフレットを見ると、はじめは1897年 フランツ・ヨーゼフ1世の即位50周年祝賀祭にあわせて英国人技師が建てたものだそうです。ロンドンやブラックプール、パリシカゴなど いろいろなところに、その頃の時代に次々に作られた大観覧車 ・・・ ウイーンでも戦争中 1945年に空襲と火災で破壊されたけれど、オペラ座やブルグシアター、ステファン大聖堂と同じく 「戦後の復興の象徴」として可及的速やかに再建され1947年5月には再開されたという、まさにウイーンの人たちの誇る歴史的なランドマークなんですね。そしてもちろん、あの有名な映画「第三の男」。

うーむ。日本には、19世紀のものがあまり残っていませんね・・・ 世紀末のテクノロジーが、こんなふうに時代を超えて、今でも毎日楽しい想い出をつくるのに役だっているなんて。なんだかとても素敵。
そして、もうひとつ。「ブラックプール」って実はマンチェスターのすぐ近くなんですよね。バーニーちゃんが子どものころ、いつもは工場で働いていた労働者階級のひとたちが楽しみに海辺へ出かけて一日遊ぶ、言うなれば東京の人にとっての「江ノ島」みたいな場所が、ブラックプールだった、おばちゃんたちに連れられて行った場所という話を聞かされたのです。そのブラックプールにも、同じウオルターB バセットが大観覧車を作っていた。ここにもひとつ、ヨーロッパの産業革命以降の都市の記憶があるのですね。
ricaさんとsachanの楽しいデートはまだ続く・・・  (つづく) R0021863

2 thoughts on “念願のプラター♪ La Grande Roue du Prater… enfin!!

  1. ホントになんだかちょっと古い物置のような風情で素敵なボックスですね。鉄の建造物によるヨーロッパの都市の記憶の話、興味深いですよ。
    エッフェル塔やギマール、ガウディの鉄使いにまでつながっていく話なんだろうなぁ。

    1. とーしおぢたま コメント早いっっっ! すてきなボックス。のんびりな動き・・・見渡す緑のプラター公園、遠くに教会の尖塔や、向こうのほうの山も見えましたよ♪
      まさにエッフェル塔と同時代の建造物 イギリス大帝国とフランスとハプスブルグのオーストリアと・・・しのぎを削っていた世紀末。おもしろいよね!

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