Le 13 mars, notre destination principale était : Hofmobiliendepot. Möbel Museum Wien. C’est littéralement ‘Dépôt de meubles’ de la cour Hapsbourg, qui était chargé de meubler tous les châteaux et résidences, de les enregistrer et maintenir dans un bon état, de les transporter et de les installer, à chaque fois que la cour entière se déplaçait … car, à chaque saison, ils se déplaçaient et occupaient des endroits différents (oh là là…) et en plus ces châteaux et résidences étaient pratiquement vide – paraît-il- à l’exception du palais principal au centre de Vienne ‘Hofburg’. Quelle affaire!!!! On ose à peine imaginer le coût de ces déplacements et le nombre des gens occupés à s’en occuper etc. … Bref, vous visitez donc ce musée dans lequel vous pouvez un peu tracer l’histoire, à travers des meubles et objets qui ont jadis appartenu à ces personnages extra célèbres.
3月13日(水)電車でウイーンへ行った日の最初の目的地は、家具の博物館でした。
宮廷家具調度品博物館・ウィーン家具博物館
http://www.hofmobiliendepot.at/
なんとハプスブルグ家の所有する各地の城や宮殿は、ウイーンの中心にあるホフブルグ宮殿を除いては、普段は空っぽだったのだそうな。冬はこちら、夏は避暑であちら、狩りの季節には・・・と宮廷が移動するのに合わせて、所蔵の家具やらタピスリーやら絨毯やら、皿やナイフフォーク一式やらの道具類 ぜんぶ持って「お引っ越し」(ひええ〜 想像するだに大変そう・・・)。痛んだ家具は修理して、使わないぶんは保存して、管理していたというわけで、膨大なその所蔵品。宮廷がなくなったあとは、映画の撮影に使われたり、公的機関の使用に供されたりされたとのことでした。
マリアテレジアの部屋に極東の小さな国から伝わった蒔絵の小箪笥が置かれていた光景。
なんだか、シュールに見えました。
ナポレオン3世の傀儡として「メキシコ皇帝」の地位についたものの、最後は銃殺されて送り返されて来たマクシミリアン1世に関する特別展、シッシーと呼ばれた美貌の王妃エリザベートが顔を隠すのに使った黒い日傘と大きな扇・・・ 立派なお道具の山が、最後のほうは悲しく感じてしまいました。




つづき
Karlsplatzって書いてある建物は、オットー・ワーグナーさんが世紀末に作った、地下鉄の駅の建物なんです。
こういう可愛らしい小さな建物が、向かい合いで二つ、対で作られたのです。
いまでも、この下は地下鉄の駅です。
おぢたま、
そう、全部その都度、お引越ししてたというのを、今回はじめて知りました。気が遠くなりそうな大変なことですわね…質量ともに想像を絶する規模です。
蒔絵とても愛好されていたかして、マリアテレジアさんの娘のマリーアントワネットさんも、フランスへのお輿入れのときに文箱などたくさん持って行って、それがヴェルサイユ宮殿に保存されてるそうです。
あと、美術史美術館を、西洋美術史の先生といっしょにまわるなんていう幸運にも恵まれたのです。そのときのこともブログに書かなくちゃー!
什器備品ごと全て移動してはったんですか。すごいですねえ。
で、日本の工芸品が愛好されておったんですねえ。
で、このKarlsplatz書かれた素敵な建物は何でしょうか。
おぢたま