ミンスミートパイ

まず生地を準備します。
今回使ったのは 卵の入っていない生地です。弾力が出ないので、かなりべたべたして、扱いにくかったです。
でも、そのぶん さくっとしていて 食べるときに「ほろっ」と崩れるような なんとも言えずにやさしい感じのタルトになります。
フードプロセッサーにかけて混ぜたほうが楽チンです。

小麦粉 280g
バター 200g (小さく切っておく)
ブラウンシュガー 50g
バニラシュガー 大さじ1

卵が入っている、下の作り方(参考1)でも味はよく似たのができると思います。ただし(参考2)のは全然違ったテクスチャーなので、ちょっと違ったタルトになると思います。
市販のパイ生地は (参考2)のか、または もっとさくさくの層ができる pâte feuilletée バターを折り込んで作る生地 のようなものなのでしょうか。
いずれも、今回のとは少し違う感じになるでしょう。 

(参考1) 今回と違いますがよく似ています。
砂糖が入って、ちょっとビスケットっぽい仕上がりの甘いタルト台です。 
pâte sucrée sablée
バター 125g  砂糖75g 小麦粉250g  卵1個 塩ひとつまみ
1)バター、砂糖、塩をクリーム状になるまでまぜる
2)全卵1個を加え なめらかになるまでまぜる
3)一度に小麦粉を全部入れて混ぜる

(参考2) 今回と違います ふつうのフルーツのタルトに使うものです。
あと、砂糖を入れなければキッシュとかにも使います。
pâte brisée
小麦粉 200g、バター 100g、卵黄1個、塩ひとつまみ、(甘いタルトのときは 砂糖 小さじ1)、水1カップ
2時間休ませる 

—-

1)生地の材料をまぜたら 取り出して、小麦粉をふった台の上で薄く延ばします。(8mmぐらい。あまり極端に薄くは延ばせません)
2)ウイスキーを飲む時のタンブラーみたいな わりと直径の大きめのコップと、ワイングラスみたいな 直径がもう少し小さめのを準備します。
3)延ばした生地を まず大きいほうのコップで型抜きして、ペーパーカップを敷いた型のなかに入れて パイケースを作ります。
(紙をいったん取り出して、手のひらに載せて パイ生地の丸いのを中に沿わせるように入れてから、また型のなかにはめてやるようにすると やりやすいです。)
(家にあるどのコップが、ちょうど良い大きさだか、試しながら決めるとよい。)

4)中味の「ミンスミート」をスプーンでひとつひとつ 入れていきます。
わりと縁のぎりぎりまで入れてだいじょうぶです。あまり入れ過ぎても破裂しそうですけど、あまりスカスカだと、あとで落ちくぼんでしまうから、ちゃんと入れたほうが良いです。

5)全部入れ終わったら、今度は 小さいほうのグラスで型抜きした丸いふたを作って、上に載せていきます。
#パイの生地は ぼろぼろべたべた するけど、何回も丸めたり延ばしたりして、丸く型抜きしては また残りをまとめて延ばして・・・と進めます。
#ふたをするとき、写真のようにまず上に丸いのを載せておいて、それからペーパーカップごと取り出して手のひらのうえに置いて、もう片方の手の指で 縁のところのぐるりをつまんで閉じてあげると よいです。
卵とかをつけずに、粘土細工するように閉じるだけでOKです。

 6)180℃に予熱しておいたオーブンで20−30分ぐらい焼きます。
あまり茶色になるまで焼きません。
なんだか焼けたのか焼けないのか よくわかんないような色ですが、触ってみると表面が乾いて少し硬くなっていて、端のほうが少し焦げ色が出てきたかなという程度で焼き上がりです。

7)オーブンから出したすぐは、かなりふわふわしているので、動かさずにそのまま置いて冷ましておきます。少し冷めてくるうちに固まってしっかりしてきます。
そしたらタッパーとか缶とかに入れて保存します。熱いうちに密閉すると 湿気が出るので、しっかり冷めてから密閉します。
8)暖かいうちに ホイップクリームを添えて食べると、すごく美味しいです。
ホイップクリームにブランデーを入れます。
冷めても美味しいです。
あと、上から粉砂糖とかをふりかけてあげると、なんだかとっても綺麗で いかにもクリスマス☆という感じになります。

コメントを書く  Laisser un commentaire

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.