ドイツとオーストリアでオレンジマーマレードを何回作ったでしょうか・・・もう忘れそう!何度も作ったおかげで、だいぶ手についてきた感じです。
ブライテンブルンに引っ越してから 1回目はここ 2回目はここ 3回目はここ
4回目はこのあいだ ここ
参考書はフランスの東のほうのフランシュコンテ地方(ブザンソンの近く)山のなかで古い農家をきれいな宿屋さんにしているリリーさんの本です。
季節によっていろいろな果物を使ったジャムが載っているけど、全部はとっても試せません。分量も指定どおりだと膨大だったりします。でも、いくつか試して、うまくいったら何度も作るというわけ。
オレンジマーマレードだけでも、いくつもの違った作り方が載っています。
前置きが長くなってしまいましたが。
リリーさんのレシピーでは
オレンジ12個、レモン2個、
水3リットル、砂糖3kgですが、一度このまま作ったら鍋があふれそうな大量で、とっても大変だったので、このごろは半分の量で作っています。それでも、けっこうすごい分量でうちにある鍋のうちで一番大きなのがいっぱいになります。
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オレンジ(大きい!1個250g ことによると300g近いのがあります)
6個 (つまり合計約1650gから1700gぐらい)
レモン 1個
砂糖 1.5kg (でも足りなくて1.2kgとか、そんなときもあります)
第1日目
オレンジとレモンをよく洗います。
まずヘタのところを切り落とします。
そして縦に半分に切ったのを、今度は輪切りに薄く切っていきます。
つまり、外の皮も中の皮もついたまま。
ヘタのところも、真ん中のヘソを除いて周りのところの皮は細く切って、いっしょに入れます。
切ったら、どんどん大きな鍋のなかに入れていきます。
種があれば、とっておく。
レモンも同じ。(ここで種が出てきたら取っておく)
全部切ったら、水を1.5リットル足して、全体を混ぜて、ふたをして寒いところに置いておきます。
種は不織布のテイ−バックの袋とかに入れて、いっしょに入れておきます。
(ただし、わたしはペクチン入りの砂糖を使うので、レモンの種は除いてしまいます。オレンジは不思議なことに、切っていてもほとんど種がないのですよ・・・)
第2日目
なべを火にかけて沸騰したら火を弱めて、ふつふつと45分間 煮ます。
(オレンジの皮が少し透き通って、良い感じになってきます)
火からおろしたところで、熱いうちに砂糖を入れて、溶けるようにかきまぜます。
寒いところに翌日まで放っておきます。
第3日目
前日のをまた火にかけて暖めます。
今度は砂糖が入っているので、焦げやすいから気をつけて、火が強すぎないように、下が焦げ付かないよう、かきまぜます。
はねるとすごく熱いので、沸騰しすぎないよう 火を調節して ふつふつ煮ます。
(途中で不織布の袋は取り出して、冷ましてから絞っておきます やけど注意)
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こちらに来てから、ペクチンの入ったジャム用のお砂糖というのがあるのを使っています。
どの果物でもそれを入れて煮れば、とりあえずジャムになるのです。
本来は、フルーツの種にペクチンが含まれていて、その力で煮た最後に少し固まるようになったらしいのです。
それで、本ではやはり、種を集めておいて不織布の袋に入れておいて、いっしょに煮るという方法が書いてあります。
ネットで少し見てみたら、どうもレモンを入れると固まるようになるようですね。
PS yuukoさんが北海道で柚子のマーマレードを作ってとってもうまくいったようですね!
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