博士論文の審査 La soutenance de thèse!

la thèse, 323 pages au total!
300ページ以上ある力作です がんばったねー

Oh là là quelle expérience extraordinaire… J’avais assisté à quelques autres soutenances, mais c’est la première fois – et certainement la dernière fois aussi – d’y participer en tant que membre du jury…
C’était un vrai bonheur, d’autant plus que je connais M-kun depuis 1997 ou 1998… ça fait archi longtemps! En plus son domaine de spécialisation est tout à fait ce que je faisais juste avant de quitter mon travail. Quelle émotion de voir les autres professeurs parler dans un langage des ‘pros’ d’éducation, de constater cet aspect positif du monde académique, sa contribution à faire évoluer une personne de qualité qu’est le candidat au doctorat … Dans cette ambiance extra chaleureuse, encourageante et sympathique, ces professeurs ont quand même discuté très précisément des lacunes et des points à développer. Je suis très fière d’avoir pu être parmi eux. Une très belle manière de marquer le point de départ pour M-kun… et pour moi de terminer toute une période de ma vie et de passer à une autre.

博士論文の審査に参加させてもらうなんて滅多にないすごい経験・・・おまけに長いつきあいのMクンが遂にフランス語で書き上げた分厚い論文ですからね、このあいだうちからずうっと一生懸命読んでいたんです。

終わってほっとして記念撮影!先生たちのほうが本人より
にこにこ顔で映ってますネ お疲れさまでした〜Mクン
La photo mémorable après avoir tout terminé… Toutes mes félicitations!

研究のなかに出てくる話は、2003年から2008年ごろまで、いろいろかたちを変えながらMクンと他の先生たちとsachanもいっしょに一生懸命やっていたコースの話。学生さんがオンラインのコースを使いながら、どうやって自分の学習を自分で進められるようになっていくのか、そのためにはどんな手助けをすればよいのかという話なんです。もう〜このごろは、こちらへ来てからの生活に集中してるから、こういう仕事をやってた時期もあったなあと懐かしくて、書いたものを読んでるときから、ほんとにうれしかったのでした。

帰りに駅前で 「無事終わってよかったねー」と
感動に浸りながらムール貝を食べました
Mクンは次の日 日本へトンボ帰り。
Les moules qu’on a mangés à Lille Flandre après…
mais je crois que M-kun a eu le temps d’arroser après,
avec ses vieux copains!

審査は、先生5名がそれぞれ本人にいろいろ質問をして(全部あわせて2時間半ぐらい)最後に「博士号を授与するかどうか」決めるのですが・・・今回は指導教授のB先生の配慮で、フランスの4人の先生のほかに日本の教育の事情を知っているsachanも加えてもらったというわけ。うわー大変!なにしろこのごろは、そういう場に出ることもなくなっているし、フランス語だし。緊張の面持ちでしたよ。Mクンがうまく切り抜けてくれるといいなあ〜という心配と、自分もうまく役割を果たせるかしらんという心配と、両方。

・・・それでも、当日ふたを開けてみたら、Mクンすごいよ〜☆この数年のあいだに、すっかり発表のしかたや研究の内容について話すやりかたも心得たもので、B先生の指導のかいあって、堂々たる研究者ぶりを発揮していました。それを見るのもとってもうれしかったけど、おまけに先生たちの議論がまた素晴らしい!

パリへ着いたら、もう夜遅くなりました。
Arrivée à la Gare du Nord à Paris… il était déjà 20h et quelques…
Quelle journée d’émotion!! Comblée de bonheur mais épuisée moi aussi!

それぞれに違った角度から研究の問題点や明確にするべき点など指摘しながらも、今後の発展に期待していますヨ・・・という厳しくもポジテイブなプロの集団という感じ。
あああ〜学術的な世界に属するってことは、こういうふうに人を育てる仕事なんだよなあ〜これがわたしの職業の好きな部分だったんだよね!おかげさまで、sachanも無事になんとか全うできました。 
たぶん、これが最初で最後になるのだと思いますが、こんな感動的な経験をさせてもらえて、ほんとうにありがたく思いました。MクンとB先生に感謝感謝。そして何よりもMクンの輝く未来に乾杯!

2 thoughts on “博士論文の審査 La soutenance de thèse!

  1. yuukoさんおはようございます!BB村も今朝はまた、雪景色☆ だんだんと「村ペース」を取り戻してるsachanです。
    ほんとにMクンのおかげで、すばらしい感動の瞬間でした。
    久しぶりで「先生たち」の世界に加わったのも、とてもうれしかったですよ。
    でもね、こういう晴れがましい場に出るのは、もうたぶんこれで締めくくりです。もうー引退してますからね・・・
    今回は、引っぱりだしていただいて、やっとこさ、まっとうできて、ほっとしましたヨ。どきどきしました!汗^^¥
    それでもね、本は引退しても書けますからねっ♡
    がんばって続けますよね!!フランス語の勉強に役立つ本をまた書きますよ。
    前はメールの例文がいっぱい載ってる本を書いたのですが、とても楽しい仕事だったんです。「どんなときメールを書くかなあ」と、いろいろ状況を想像したりして。

  2. 私も一緒に乾杯!!

    良かったですねM君
    sachanさまも素晴らしいお仕事に携わっておられていいですね

    人を育てるって 難しくも幸せを感じることなのでしょうね
    sachanは本を書かれているのですものね
    どんな本かなぁ、、すごいなぁ、、って思います

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