ポークパイ 

イギリス人の大好物スナック ポークパイ
実はこういうもので、イギリスでは(ほとんど日本のおにぎりみたいに)スーパーで紙に包んだのが売っています。

Melton Mowbray – Pork Pie 
This famous little English meat pie was born in the village of Melton Mowbray. Mary Dickinson (1768-1841) was famous for her pies, and was the first to use wooden molds to form them into their now-famous shape. About 1830, stagecoaches on the London-Leeds route began stopping in Melton Mowbray at meal times for her famous pies. Their reputation spread throughout the country and with the construction of the railroad they began to be distributed across Britain. 
・・・ふーむ。歴史的沿革は、こういうものなんだそうな。

フランス(sachan)+中国(bjm)の旅行から帰ってきて、少し人心地ついて、金曜日に隣の村Purbachの肉屋さんで、良い豚肉の挽肉が買えたので、少しがんばって(BB村に引っ越してから初めて)ポークパイ作ってみました。

以前 フランクフルトで作ったときは、イギリスのレシピーに忠実に、小さい形で型にはめずに作ったけど、包み方が難しくて四苦八苦して時間がかかってしまったので、今回はプデイング型を使って楽チンでした。
サラダを添えてランチに食べました。
ピーマンのグリルも、もう少しでしばらくお別れかなあ。

このイギリスのレシピーでは、英語で書いてるようになってるけど、それをもとに変更して適当に作っています。
オーブンを200℃に予熱。

だし汁 
Stock (1 pork bone 600 ml (2 1/2 cups) water 1 sage leaf  1 bay leaf  1 sprig of thyme 1 onion Salt and pepper)

中に詰める肉 Filling
450 g (1 lb.) chopped or coarsely ground pork
1 sage leaf, finely chopped
Salt and pepper
でも今回は1kg買ってあった挽肉のうち、だいたい700gぐらいを使いました。

パイの皮 「ホットウオーターペストリー」Hot-water pastry
225 g (8 oz.) flour
50 g (2 oz.) lard
60 ml (1/4 cup) water and 60 ml (1/4 cup) milk, mixed
Salt and pepper
>この2倍の量を作ったら余った。www

作り方
1) Preparing the stock
Bring the ingredients for the stock to a boil; reduce to about 300 ml (1 1/4 cups) liquid. Cool.  >> 豚骨をストックにするのはできないので、マギーブイヨンでコンソメを作り、粉末のゼラチンを入れて使う。

2)フィリングとパイ皮をつくる
Filling
Coarsely chop the pork (5 mm / 1/4″); if the meat is too fine, the texture won’t be as good. Season.
豚の挽肉。
たまねぎ・マッシュルームをあらかじめ炒めて粗熱をとっておき、ひき肉にまぜるのも可能。パン粉も乾いたパンで作ってミルクで浸しておき、これも挽肉にまぜる。
味付けは少し濃い目に効かせるほうがよい。
今回は玉ねぎの炒めを作って、さましてから、豚挽肉にまぜて、味付け。パンをミルクでもどしたのと、セージも少し入れた。

Crust  Combine the flour, salt and pepper in a large bowl.
Bring the liquid and shortening to a boil and mix it quickly into the flour. Let rest for 20-30 minutes.
Knead on a lightly-floured board until firm and smooth – if it is too dry add a few drops of boiling water.
Roll out. Use a glass or jam jar to mold the pastry into the shape shown, like a little bag.
> 皮は分量を2倍にしてつくるとよい。
(フィリングに玉ねぎ等まざったことによって全体の分量が増えるので、皮はたっぷりあったほうがよいです。1.5倍でも足りなかったことがあった。今回は2倍作ったら、さすがに余りました。)

3)組み立てて焼きます。
Assembing, cooking and finishing
 Fill with chopped meat.
 Cover with a circle of pastry and crimp the edges.
挽肉の団子を作っておき、それが入る大きさに作る。
団子の上にスペースがないと、ブイヨンをあとから注いでも入る余地がなくなる。
つまり、ふたをするときは団子の上にスペースをとったうえで、パイの縁とふたになる丸の縁を合わせて、きっちり折り込んで閉めるようにする(なかなか難しい)。

>>>今回は全然これは無視して、皮を伸ばして型のなかに敷いて、そのなかに挽肉を入れました。
上は丸く切った皮で蓋をして、ふちのところに卵液を刷毛で塗って 折り込んで閉める。

Make a little vent in the center of the top crust to allow the steam to escape.
空気穴は大きめにあける(2箇所ぐらいあってもOK)。
パイを焼いたとき穴は塞がる傾向にあるので大きめでちょうどよい。

焼いているところ

(型に入れて大きく焼くときは、葉っぱの形とかにして、あいているところに貼り付けたり! ・・・つまりそのぐらい大きな空気穴を作れば、あとでスープを注ぎいれるときやりやすいということ)

Bake for 90 mn.  in a 180°C (350°F.) oven with no support.
This is how to distinguish “authentic” pastry, since it will sink slightly and look like a purse.

180℃のオーブンで90分。
焼き始めは卵を塗らない。
焼き上がりの10分まえに卵を刷毛で塗る。

肉いっぱいだから、半分食べてもsachanはお腹いっぱい

10 minutes before the end of the cooking time, brush the pies with beaten egg.

Reheat the reduced stock and pour into the pies through the vent, using a funnel. Place in the refrigerator to set.
焼きあがったところで、ゼラチン入りのコンソメを上から注ぎいれる。
吸い込むのに時間がかかるので、並べておいて注ぎいれ、下に漏れてきたスープは、また上から注ぐということを30分ぐらいかけて繰り返す。

当日は触らずにおいて冷蔵庫で保存。
翌日または翌々日のほうがが美味しい。

今回のは、このときの既製品のサイズに
けっこう近かったようだけど。

#ずいぶんコンソメ液 注いだように思ったが、どこかへ吸い込まれてしまって、ぜんぜんゼリーになっていませんでした。相当たくさん入れないとダメみたい。
今回は野菜も入らなかったし、わりあいコンパクトでシンプルな味でした。

bjm談 ゆで卵を入れて作ったときのやつも美味しかったけどな〜
>>この型にゆで卵まで入れたら、肉の入る余地がないよー。そのときは大きい型で作らなきゃ。
bjm 持って食べるのが美味しいのだ。

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