レンズ豆 Lentillesって、生まれて初めて食べたのはフランスの学食だったのでイメージ悪かったんですが、冬のあいだに煮込みのソーセージとか豚肉系統の料理といっしょに食べるのは、とっても美味しい。
でも日本にいるときは、豆といえば大豆か小豆か花豆で、小豆は煮たことがあるけど、大豆はいつもCOOPの調理済みの便利な缶詰を使っていたのでした(ひじきといっしょに煮て弁当のおかずになるおなじみのやつ。あとはミネストローネに入れたり)。

オーストリアに来てから、スーパーやBioショップの棚で、よく豆類を見ます。
レンズ豆とか、白いインゲン豆の大きいのなど。
アイゼンシュタットでいつもチーズとbioヨーグルトを買う チーズやさんのお兄ちゃんのトラックの店(@金曜朝の市場)でも、袋にはいった由緒正しそうな豆を売っていたし。
じゃがいもばかりでは飽きてしまうし、豆は身体に良いし、家人もレンズ豆は好きだよと言うので、例によって辰巳芳子さんの本(上)で勉強してみると、ヨーロッパの南のほうで作る 豆のスープのレシピーがちゃんと載っています。
おまけに、豆といっしょに煮る 塩豚肉の加工のしかたも、ちゃんと書いてありました。
そこで、今回は レンズ豆を使って、塩豚を入れた簡単なスープを作ってみた。初めての試みです。
1)豚肉はけっこう脂身のある三枚肉みたいな部分の塊を買って来て、粗塩をまぶしてビニール袋に入れて 数日冷蔵庫に入れておく。
#辰巳さんのご本では、お箸を井桁に組んだバットに塩をまぶした豚肉をおいて、出て来た汁につからないようにすると書いてあるけど、もうひとつ別の本には、ビニール袋に密閉すると書いてあるので、簡単なほうの方法をとったというわけ。
2)レンズ豆は一晩 水につけて、ふやかしておき、翌日 おもむろに水をとりかえて、茹で始め。
> あくが出たら水をとりかえて、温水を入れて さらに茹で続け。
3)一方 豚肉の塩漬けは、軽く洗ってから表面がすきとおるまで少し茹でる。(これで塩がおさまり くさみも取れる)
> ゆで汁を捨てて肉をきれいに洗う。>小さい塊に切る(よくベーコンをスープに入れるときのように、切る)
#もうひとつの保存食の本(有元葉子さん これも大好きな本です=右)では、この肉のかたまりを煮て、スープとゆで豚と両方を展開して使うんだけど、今回はあくまでも辰巳さんのご本の指示に忠実に。
4)玉ねぎを薄切り >オリーブ油で蒸しいためし、そこへ豚肉の切ったのを入れて、さらに炒める.
じゃがいもを小さいさいころに切って入れて 蒸し炒めを続ける。
チキンのだしを入れて なべの底のうまみのこげてるところをちゃんとこそげてから、豆も上から入れる。
5)じゃがいもと豆がやわらかくなるまで煮る。
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豚肉入れているしレンズ豆ってけっこう「こってり」味だったような記憶があったけど、今回はわりあい「さっぱり味」で、少しものたりないほどでした。
でも、春が来たようでもまだまだ寒い今ごろの時期 こういう食べ物も美味しいなーと感じます。
ダイエットに良いとは思えないけど、豆だから滋養があるかな?
レンズ豆 あまり煮くずれたりしないところをみると、もっともっと長い時間 続けて煮込んだほうがいいのかも。
実は辰巳さんのご本のなかの
塩豚と豆のスープ
は、インゲン豆を使って作る。
一方、レンズ豆のスープのほうは、野菜もじゃがいも、人参、セロリをみんな小さく刻んで、レンズ豆、ベーコンといっしょに煮て、最後は牛乳もいれて、白いスープになっています。
「忠実に」とか言って、勝手に白いんげん豆をレンズ豆に置き換えて作ってたし。
・・・塩豚だけでシンプルに作るのなら、煮えたときにもう少し「煮くずれたとろとろ」感の出る いんげん豆のほうがよかったのかも。
それでも、はじめてレンズ豆を煮てみて、おもしろかったです。
2カップ(300グラム)だったけど、なんだか水にもどしたら すごく分量が増えて、次からは1カップで良さそう。
スープに入れずに残った(半分しか煮ていない)レンズ豆は、次の「実験」=レンズ豆のカレー のため冷蔵庫で待機中。
豆の料理はまだはじめたばかり。いろいろ試していきたいです。